歯列矯正をするとほうれい線ができる?本当かどうか調べてみました!

歯列矯正は噛み合わせを良くして、審美的要素を高めてくれるという効果があります。しかし、一方では矯正を行なったことで、ほうれい線ができたという意見も出ています。真意を確かめるために、歯列矯正とほうれい線の関係性を調べてみました。

歯列矯正でほうれい線ができる!?

歯列矯正を行ない口内環境を改善すると、身体機能も正常に整い健康な状態へと変貌を遂げます。しかし、一部では歯列矯正を行なったことで、「ほうれい線」ができたという意見もあります。この件に関して様々な憶測や見解が飛び交っていますが、専門家の中でも意見がわかれているようです。歯列矯正だけがほうれい線の発生の原因なのか?疑問に感じたので調べてみることにしました。

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引用元:いらすとや

本当に歯列矯正が原因?ほうれい線が目立つ理由

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審美的要素を高めるために歯列矯正を行なっても、ほうれい線ができてしまってはその効果も水の泡です。本当に歯列矯正でほうれい線ができてしまうのか、そう感じてしまう原因は何か調べてみました。

歯列矯正でほうれい線ができる可能性

可能性から考えると、歯列矯正を行ないほうれい線ができる確率は0%ではありません。しかし、直接の因果関係よりもその他の理由との関連性が強いと考えられます。

考えられる理由1 抜歯の影響

矯正を行なうために抜歯が必要なケースもあります。そうなると、口内を占める歯全体の面積は減ることになり、顔の大きさも変化することになります。すると、顔の皮膚が余りたるみみが起きてしまいます。このことから、顔にほうれい線ができたと感じる方もいるようです。

考えられる理由2 Eラインの形成

横顔の美しさを左右する、Eライン(エステティックライン)を整えるために上顎を内側に入れると、ほうれい線が目立つように見えることがあります。しかし、多くの場合口元の軟組織と調和が取れるためさほど心配はいりません。

考えられる理由の3 咀嚼の低下

矯正器具の装着により、咀嚼の力が一時的に衰えることがあります。そのため、表情筋が痩せて表皮や真皮を支えられず、たるみやほうれい線となって現れはじめます。しかし、咀嚼を意識して表情筋を鍛えることで、この状態は緩和されるはずです。

考えられる理由4 皮膚の老化

歯列矯正をはじめたことでスキンケアを怠っていると、肌の乾燥が目立ちほうれい線が目立ってくることは十分に考えられます。矯正器具の装着で痛みを感じてしまい、スキンケアが億劫になることもありますが保湿はしっかりと行ないましょう。

考えられる理由5 生活習慣

筆者もよく考え事をする際に、頬杖をついてしまいますが、このような何気ない行動はほうれい線ができる原因となります。また、矯正中は咀嚼のバランスを意識して、両方の歯で物を噛むようにしましょう。

上記の理由により、歯列矯正がほうれい線の発生原因として紐づけされていますが、その多くは初回の検査や治療計画において防ぐことが可能です。抜歯、非抜歯のどちらで矯正していくのか、経験豊富な医師なら的確な判断をくだせるはずです。また、過去の症例を参考に自分に置き換えて説明してもらえば、ある程度の矯正完了後のイメージがつくはずです。その上で、治療計画を相談してみても良いでしょう。

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引用元:いらすとや

今日からできるほうれい線対策!

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どうしてもほうれい線が気になる、そのような場合はこれからご紹介する対策を試してみてはいかがでしょうか?特別な道具を用意する必要もないので、すぐに始めることができるのでオススメです。ほうれい線だけでなく、顔全体のアンチエイジング対策としても効果が期待できるので必見です!

隙間時間を使って「空気ぷくぷく」

道具もいらない簡単な表情筋エクササイズの1つです。

①左右片頬ずつ空気を入れて膨らませます。約8秒カウントしたら、反対側を膨らまし繰り返す。(各8回)
②今度は上下の口周りを意識して、約8秒ずつ交互に膨らませます。(各1回)
③最後は思い切り両頬を膨らませ、目を大きく開きます。(ゆっくりと1回)

このエクササイズは1日1回、または思い立ったタイミングで数回行ってみましょう。

美容食材の「ビタミン」と「タンパク質」は意識的に摂取

体内のコラーゲン生成が不足して、表情筋が衰えている方もいらっしゃいます。コラーゲン生成が追い付いていないと、ふっくらとしたお肌を取り戻すことができません。日々の食卓にビタミンとタンパク質の多い食材を増やし、体内に栄養が行き届くように意識してみましょう。

①オススメ食材:キウイ ビタミンCが豊富でお手頃なフルーツです。美白やコラーゲン生成に役立ちます。
②オススメ食材:鮭   タンパク質やコラーゲンが豊富な魚です。皮までしっかり食べるのがコツです。

鮭は1日2切れ、キウイは2個を目安に摂取してみてください。また、足りない分はサプリを活用しても良いでしょう。コラーゲン生成は睡眠中に行なわれることから、夕飯のメニューにこれらの食材を取り入れると効果が期待できそうですよ!

「ハイライト」の錯覚効果でほうれい線を消す

表情筋エクササイズや食事は、ほうれい線の改善には効果的ですがある程度の継続が必要です。ですがメイクならひと手間加えるだけで、ほうれい線をカバーすることができます。手持ちのアイテムでほうれい線をカバーする方法を伝授したいと思います!

①保湿をしっかり行なってから、顔全体にファンデーションを薄く塗っていきます。
②ハイライトやコントロールカラーを使い、ほうれい線に対して斜め上に塗ってゆき馴染ませます。
③仕上げにルースパウダーを軽くはたき、全体と馴染んでいるかチェックします。

このメイクなら特別なテクニックもいらず、簡単にほうれい線をカバーすることができます。ポイントとしては、ハイライトは肌より1トーンほど明るい色を選ぶこと、薄く重ねていくこと、これにつきます。1度に塗ってカバーしようとせずに、少しずつ調整していきましょう。

今回ご紹介した対策を継続していけば、お肌にハリが生まれほうれい線が気にならなくなるでしょう。表情を意識するだけでも顔つきが変わっていくので、鏡を見るタイミングで口角を上げ表情を鍛えてみましょう!

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引用元:いらすとや

抜歯と非抜歯の選択は重要なポイント

歯科医
歯列矯正に関するリサーチを行なっていると、必ずと言っていいほど見かけるフレーズが「抜歯VS非抜歯」です。歯列矯正では抜歯が必要なケースもありますが、非抜歯でも矯正することは可能です。両者の違いや抜歯の必要性を詳しく調べてみました。

疑問その1 なぜ抜歯が必要なのか?

理由1 日本人という人種

そもそも、日本人は人種的に顎の奥行や幅が狭く小さい人が多いのです。骨格的な要素を考えると、永久歯でも抜く必要性が出てきます。勿論、個人差はあるので歯列矯正の際、非抜歯で対応できるケースもあります。

理由2 前歯の突出が大きい

上顎中央の中切歯(前歯)が突出している、いわゆる出っ歯という状態の場合は歯を内側に入れるために抜歯が必要になります。顎を広げることで中切歯を内側に入れることも可能ですが、歯がおさまるスペースの確保が課題となります。

理由3 歯茎下がり

歯列矯正では歯を動かすだけでなく、その土台となる歯槽骨(しそうこつ)も動かすことになります。非抜歯で無理に外側へ移動させると、歯茎が下がってしまい歯と歯の間に隙間ができてしまう結果となります。

疑問その2 抜く歯の基準は?

基準1 歯の健康状態

神経を抜いた歯や被せ物をしている歯、虫歯や歯根が短い歯など本体の質が悪いと判断された歯から選定されます。永久歯を抜くことに抵抗があっても、口内環境の全体のことを考えるとプラスに転じると言えます。

・基準2 親知らず

斜めや真横など、生え方がおかしい親知らずは抜歯の対象になります。放置しても歯列の乱れの原因になるだけです。しかし、生え方に問題がなく永久歯が少ない場合は、噛み合わせに利用した方が良いこともあります。

・基準3 過剰歯

表面的に異常がないのに痛みや違和感を感じる場合は、過剰歯による圧痛が原因と考えられます。歯茎に埋まっている過剰歯は、歯列を乱し歯根を傷つけている原因です。抜歯を行ない健康な歯にダメージが及ばないようにしましょう。

抜歯か非抜歯、選択の自由は患者本人です。しかし、医師の判断をふまえた上でしっかりと比較することをオススメします。良心的な医師であれば、抜歯と非抜歯の両方を詳しく説明してくれます。疑問があるまま安易な考えで歯列矯正を行なわないように気をつけましょう。

歯科医

引用元:いらすとや

歯列矯正で正しい噛み合わせと美しい口元を

歯列矯正を行ない口内環境を改善することは、健康や美容にとってプラスの行為です。歯列矯正を行なうことでほうれい線ができる、このことは確率から考えると0%とは言い切れません。しかし、これまでお伝えしてきたように、歯列矯正とほうれい線が気は直接的な因果関係はうすく、その他の理由が元で発生していると考えられます。ほうれい線の発生が気になり、歯列矯正を行なわないという選択肢は個人の自由です。しかし、歯列の乱れは歯の健康、ひいては口内環境全体に関わってきます。健康あってこその美です。安易な考えで結論付ける前に一度専門家に相談してみてから判断しましょう。

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