【矯正装置が目立つ】は古い!最新式の裏側歯列矯正は驚くほど進化している

歯列矯正を行ないたい方にとって、痛みや治療費以上に気になるのがその見た目。矯正装置のワイヤーやパーツが目立つと、会話や食事の際も気になり楽しむことが難しくなります。しかし、現在ではマウスピースや部分矯正、または裏側矯正によって目立たずに治療が行なえるようになっています。

目立つのがイヤ!そんな人にオススメな最新矯正

女医
美しい歯列に憧れる方は多く、国内でも歯列矯正への意識に高まりが見えます。しかし、そんな人々を悩ませているのが「矯正期間中の見た目」です。矯正装置を装着すると、少なからず口元が目立ってしまい会話や食事の際に気になって、ストレスを感じてしまいます。中には見た目の変化を懸念して、歯列矯正に踏み出せない方もいるでしょう。しかし、歯列矯正を行なう方法は従来よりも進歩しており、マウスピースや部分矯正、裏側矯正など実に多様なラインナップが開発されています。目立つ装置を装着せずに、歯列矯正を行ないたい方のために最新の矯正方法をご紹介していきます!

裏側矯正

引用元:医療法人スワン会

目立たず高い矯正力を維持する裏側矯正

普段と変わらない生活を行ないながら、歯列矯正を行なう方法がいくつかありますが、中でも高い矯正力が期待できるのが裏側矯正(舌側)になります。従来の矯正方法と異なるメリットや、デメリットを比較してみましょう。

裏側矯正のメリットは?

①目立たない

裏側矯正(舌側)の最大のメリットは、やはり目立ちにくいところにあります。従来の矯正の多くは、歯の表面に沿ってワイヤーやパーツを装着していきます。しかし、裏側矯正(舌側)なら文字通り歯の裏側に装着するので他人の目線を気にする必要がなくなります。

②歯を後ろに動かしやすい

前歯を内側におさめたい場合は、特に裏側矯正がオススメです。固定源となる奥歯が引っ張られることも少なく、理想的な歯列へと移動させることができます。出っ歯と呼ばれるケースの歯列は裏側矯正(舌側)を選択すると良いでしょう。

③矯正中のトラブル軽減

装置の接着によるダメージは、表側矯正よりも少なくて済みます。歯の裏側のエナメル質は、表に比べて3倍近くも厚く細菌の影響も受けにくい状態になっています。裏側矯正(舌側)を選ぶことで、虫歯の発生リスクを軽減することができます。

裏側矯正のデメリットは?

①しゃべりにくい

装置を装着してから慣れるまでは、違和感を感じる方も多いでしょう。舌先が装置に触れることで、あとがつくこともありますが1、2週間ほどで慣れていきます。裏側矯正(舌側)と言っても、様々な種類があるので小さいサイズを選べば、違和感が軽減されます。

②通常の矯正よりも高価

歯の裏側は凹凸が複雑なこともあり、裏側矯正(舌側)は表側矯正よりも高度なテクニックを必要とします。患者の状態に合わせるため、手間や時間がかかり費用が高くなってしまいます。矯正費用については個人差があるので、医師と相談して計画を立てていきましょう。

裏側矯正(舌側)は高い矯正力が期待できる反面、医師の技術や経験も必要となってくる矯正方法となります。しかし、矯正中は装置が目立たず、歯に与えるダメージも少ないというメリットもあります。矯正装置の装着に抵抗感を感じる方は、この裏側矯正(舌側)を選んでみても良いのではないでしょうか。

裏側矯正

引用元:医療法人スワン会

マウスピースを使った歯列矯正!そのメリットは?

取り外しが行なえるマウスピース矯正は、目立たない矯正として人気が高まっています。海外では定番の矯正方法となっており、子供から大人まで様々な歯列に適用されています。従来の矯正と異なるメリットやデメリットを詳しくみていきましょう。

マウスピース矯正のメリットは?

①透明なので見た目が気にならない

マウスピースと聞いて多くの方が、ボクサーやラガーマンが装着する装置をイメージするでしょう。しかし、歯列矯正に使用されるマウスピースは、それらとは異なり薄くて透明な形状となっています。そのため、装着していてもほとんど気づかれることがありません。

②装着時の痛みや違和感が少ない

ウスピース矯正に使用されるマウスピースは複数個あり、そのいずれも歯の移動距離が短いため矯正中の痛みは最低限に抑えることができます。ワイヤーが当たり口を切ったり、口内炎になったりすることもありません。

③取り外しが可能

矯正装置がマウスピース型なので、飲食や歯磨きの際簡単に外すことができます。まや、メンテナンスにおいても管理しやすく、口内のトラブルのリスクを軽減することができます。

マウスピース矯正のデメリットは?

①装着時間の長さ

マウスピース矯正を行なうと、1日平均20時間ほど装置の装着が必要になります。装着時間を1日単位で考えると長時間のように感じる方もいるでしょうが、他の矯正方法では装置の取り外し自体が無理なので、快適さにおいてはさほど窮屈ではないと言えるでしょう。

抜歯が必要な矯正には向いていない

マウスピース矯正の適用は誰でも行なえるものではありません。適用条件は個人差によるので一概にまとめることができませんが、歯列の凹凸が軽度の方が対象となりやすく、抜歯が必要になる方は歯の移動も大きくなることから、マウスピース矯正以外の方法の選択が最適でしょう。

自分で取り外しするので矯正を怠りがちになる

メリットが時にデメリットになることもあります。マウスピース矯正に使用する装置は、着脱が簡単なマウスピース型です。そのため装着時間の指定を守らずに、矯正期間を過ごしていると当初の計画と異なる状態になり、費用や時間を無駄にすることがあります。医師の指示に従い、装置の装着をしっかりと行ないましょう。

マウスピース矯正はこれまでの矯正方法とは異なり、矯正装置の着脱が個人で行なえるようになっています。指定された装着時間を守れば、食事やメンテナンスの際は外すことができます。このメリットは想像以上に快適さをもたらしてくれる一方、装着時間を無視して矯正期間に狂いが生じることもあります。マウスピース矯正を行なう以上は、しっかりと装着時間を守ることが矯正のポイントとなりそうです。

マウスピース

引用元:医療法人スワン会

気になる歯だけ治したい!部分矯正に注目

「この歯だけ気になる…。」そう思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?歯列矯正では気になる部分だけを狙い、正しい歯列へと整えることができます。この矯正方法を部分矯正と言い、2、3本の歯を目安にして矯正を行なうことができます。

部分矯正のメリットとは?

①全体矯正より価格が安い

一部分の歯のみに矯正装置を装着するので、費用面では全顎矯正よりも安くなります。部分矯正で対応できるケースと判断された場合は、従来の矯正費用の1/3程度で済むと考えられています。もちろん個人差はありますが、いずれにしても経済的な負担は軽減できます。

②特定の部分の治療が可能

前歯だけが気になる、あと少しだけ凹凸をなくしない、など個人の理想とする歯列にあわせて矯正を行なうことができます。出っ歯や八重歯、受け口などのケースも部分矯正でキレイに整えることができます。

③治療期間を抑えること可能

装着する装置の数が少ないので、治療にかかる期間も短くなります。通常の全矯正は2年~3年はかかると言われていますが、部分矯正であれば1年以内の完治も可能になります。治療費用同様、治療期間も従来の1/3程度におさまると言っても良いでしょう。

部分矯正のデメリットとは?

①歯並びによって適用されない

歯列の凹凸が大きい場合、部分矯正よりも全顎矯正を勧められることがあります。歯列矯正は審美的な要素を高めるだけでなく、嚙み合わせという機能的な面も重要視しなければなりません。そのため、一部の方は部分矯正が適用されないことがあります。

②審美的要素の追求に限界がる

嚙み合わせやバランスなど全体的に均一にしたい場合は、やはり全顎矯正の方が見栄えが良くなります。歯1本1本の大きさや形を考慮して、歯列を整えたいのであれば全矯正の方が高い満足感を得ることができます。

部分矯正のメリットやデメリットは、良くも悪くも「部分的」な面にあります。矯正にかかる期間や費用を抑えたい人にとってはメリットとなり、歯列全体を完璧に整えたい人にとってはデメリットとなるでしょう。しかし、どの矯正方法を選ぶかは個人の自由であり、また医師の判断や勧めによっても変わってきます。部分矯正は忙しい現代人にとって、コスパの良い歯列矯正だと言えるのではないでしょうか。

矯正

引用元:医療法人スワン会

矯正装置から解放されるインプラント矯正

歯列の乱れは気になるものの、やはり矯正装置の装着に抵抗感がる。このような不安を覚える方も少なくないでしょう。そのような方はインプラント矯正をオススメします。矯正方法としてはやや特殊ですが、従来の矯正よりも柔軟な矯正が行なえます。どのようなメリットやデメリットがあるのか、詳しくみていきましょう。

インプラント矯正のメリットとは?

治療期間が短くなる

従来の矯正方法と比較しても、劣らない強い矯正力をもっています。また、動かしたい歯をイメージ通りに動かすことができるので、後戻りのリスクも低く理想的な歯列に整えることができます。

非抜歯で矯正できる

一度にまとめて歯列を動かすことができるので、抜歯を行ない隙間を作る必要がありません。永久歯を抜かずに美しい歯列への整えることが可能になっています。出っ歯と呼ばれる状態でも、抜歯せずに矯正が行なえるようになります。

矯正装置が簡易的になる

インプラント矯正では、矯正用インプラント(小さなボトル)を一時的に歯茎に埋めます。このインプラントが固定源となるので、複雑な装置の装着が必要なくなります。従来の矯正方法よりも、装着時の違和感がなくなるでしょう。

インプラント矯正のデメリットとは?

インプラントの除去が必要

矯正用のインプラントは、一時的に埋め込むものなので必ず取り除く必要があります。そのため、若干の手間と時間がかかります。しかし、麻酔の使用で痛みは感じませんし、5分程度の時間で除去が済みます。

値段が高くなることがある

歯列の状態によっては、矯正費用が高くなることもあります。矯正用のインプラントは1本あたり3万円前後の価格となっており、何本埋め込むのかでトータルコストに差が出ます。しかし、あくまでも個人差があり詳細な見積もりを出せば、最適な矯正方法を見つけることができます。

適用に限りがある

歯列の状態によっては、インプラント矯正ができない可能性があります。また、骨に異常がある方や全身疾患が重篤な場合は断られるケースもあります。また、妊娠中や授乳中も体調を考慮して、インプラント矯正を控えた方が良いと言えます。いずれにしても、一度医師との相談が必要になります。

インプラント矯正は矯正期間を短くしたい方や、矯正装置の違和感から解放されたい方にとって画期的な矯正だと言えます。しかし矯正方法としては新しいため、認知度は他よりも低くなっています。また、インプラントを埋め込むことに違和感を感じる方もいるようです。しかし、そのようなイメージとは異なり、痛みもほとんどなく高い矯正力が得られ、結果的に満足度の高い治療が受けられます。

イメージ図

引用元:医療法人スワン会

矯正装置の選び方次第!目立たずに歯列を整える

矯正装置が目立つことで治療をためらう方もいた歯列矯正ですが、近年では目立たない矯正方法を選択することが可能になっています。従来の矯正方法と同様の高い矯正力に、審美的要素を考慮した構造がプラスされているのです。思春期のお子さんや、おしゃれを妥協したくない女性も、目立たない矯正方法を選べばストレスなく歯列矯正が行なえるはずです。

自分に合う歯列矯正を選ぶコツ

様々な歯列矯正の方法を紹介してきましたが、どの矯正を行なおうか迷っている方のために簡単なチェックリストを作成しました。このチェックリストを参考にすると、自分の希望に沿った矯正方法を選択することができます。

歯列矯正チェックシート
1 矯正装置の装着トラブルを減らしたい。 A
2 ワイヤー矯正の矯正力はそのままで、目立たない矯正方法を選びたい。 A
3 歯にかかる負担や虫歯のリスクを減らしたい。 A
4 取り外し可能な矯正装置で矯正したい。 B
5 矯正装置の装着を周囲に気づかれずに歯列矯正を行ないたい。 B
6 金属アレルギーだが反応を気にせずに歯列矯正を行ないたい。 B
7 前歯だけ、1本だけと気になる部分だけの矯正がしたい。 C
8 気軽に矯正を行なってみたい。 C
9 矯正費用と矯正期間の両方を抑えたい。 D
10 矯正装置の違和感をできるだけ抑えたい。 D
11 抜歯を行なわずに歯列矯正を行ないたい。 D
12 矯正期間をできるだけ短くしたい。 D

チェックの結果から分かる最適な歯列矯正

どの質問に多くのチェックが付いたかによって、自分が求めている歯列矯正の方法が判断できるようになっています。ABCDの中で、最も多い項目があなたの理想とする歯列矯正になります。

・Aのチェックが多い方→裏側矯正(舌側)
・Bのチェックが多い方→マウスピース矯正
・Cのチェックが多い方→部分矯正
・Dのチェックが多い方→インプラント矯正

簡易的なチェックシートなので、あくまでも目安程度に利用して下さい。最終的な判断や決定は、医師と共に行なっていくようにしましょう。目立たない歯列矯正でも、これだけ多くの種類があります。それぞれの利点をうまく活用して、ストレスフリーな矯正治療を行ないましょう!

口元

引用元:医療法人スワン会